エギングのラインの太さは0.6号が基本|0.8号にする場面と号数で変わること

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エギング用のPEラインを買いに行くと、0.6号と0.8号が並んでいて、どちらを選べばよいか迷いますよね。店員さんや釣り仲間の意見も割れていて、決め手がない人は多いと思います。

はじめ

0.6号って細くないっすか?切れそうで怖いんすけど…。

たすく(釣りたす)

自分は8本編みの0.6号を基本にしてるよ。強さは足りるし、細いほうがよく飛ぶ!

エギングのラインの太さは、PEラインの0.6〜0.8号が基準です。私(釣りたす)は8本編みの0.6号を基本にしていて、根の荒い場所やエギをなくすのが不安なときは0.8号が向いています。

号数で変わるのは、飛距離・風や潮の影響・感度・強さ・トラブルの起きやすさの5つです。どれを優先するかで、答えが決まります。

細いほど遠くへ飛んで感度も上がり、太いほど強くてトラブルが減るのが基本です。自分の釣り場と腕前に合わせて選べば、迷いは減ります。

この記事で分かること
  • エギングのラインの太さの基準と、0.6号・0.8号の決め方
  • 号数で変わる飛距離・感度と、各社の公式の数値で見る強さ
  • 根の荒い場所や春の大型で太くする場面と、リーダー・糸巻き量の合わせ方
目次

エギングのラインの太さはPE0.6号が基本

エギングロッドに掛けたエギと、色付きのPEラインを巻いたリール

エギングのラインの太さは、PEラインの0.6号を基本に選べば大丈夫です。ラインの太さは「号」で表し、数字が小さいほど細くなります。

メーカーが入門者向けに示す目安は、PEラインの0.6〜0.8号です。この範囲なら、どちらを選んでも大きな失敗はありません。

「初心者は0.8号から」という意見と「最初から0.6号」という意見があり、どちらにも理由があります。太いほうがトラブルは減り、細いほうが飛距離と感度で有利です。

私は8本編みの0.6号を基本にしています。8本編みなら0.6号でも強さは足りますし、細いほうがよく飛ぶからです。

実際、エギングで高切れ(糸が途中で切れること)をした経験はほとんどありません。

釣りハックがエギングをする2,340人に聞いた調査でも、0.6号を主に使う人が約半数、0.8号が約3割という結果が出ています。多くの人が、この2つのどちらかを使っています。

迷ったら、次の表で自分の状況に近い行を探してみてください。

スクロールできます
あなたの状況号数理由
リール1台で通年使う
開けた堤防が中心
0.6号
(8本編み)
飛距離と感度で有利
強さも足りる
根や海藻が多い場所が中心
エギをなくすのが不安
0.8号擦れに強い
根掛かりで回収しやすい
エアノットなどの
トラブルが多い
0.8号からみにくく
扱いやすい
春の大型を
3.5号のエギで狙う
0.8号
(0.6号でも可)
強さに
余裕を持たせる
はじめ

自分は堤防ばっかりなんで、0.6号でいけそうっす!

たすく(釣りたす)

それなら0.6号でいいよ。根が荒い場所に行くようになったら、0.8号も考えればいい!

エギングのラインの太さで変わること

エギングのラインの太さで変わるのは、飛距離、風・潮の影響、感度、強さ、ライントラブルの5つです。

細いラインは「飛ぶ・分かる」、太いラインは「切れにくい・からみにくい」と覚えると整理しやすくなります。

0.6号と0.8号の違いを、表にまとめたものが次のとおりです。どれを重く見るかで、合う号数は変わってきます。

項目細い
(0.6号)
太い
(0.8号)
飛距離出やすいやや落ちる
風・潮潮の影響を受けにくい
(風は意見が分かれる)
潮の影響を
受けやすい
感度高いやや落ちる
強さ低め
擦れに弱い
高め
回収しやすい
トラブル起きやすい起きにくい

飛距離

細いラインほど、同じエギでも遠くへ飛びます。空気の抵抗が少なく、投げたエギがラインを引き出しやすいためです。

遠くへ投げたいなら、細い0.6号が有利です。沖の潮目や、堤防から離れた場所にいるイカを狙えます。

ただし、細くするほど強さは落ちます。飛距離と強さは、片方を取れば、もう片方を譲る関係です。

風・潮の影響

ラインは水中で潮を受けて、弓なりにふくらみます。このふくらみは、太いラインほど大きくなります。

太いラインは潮に押されやすく、エギが浮き上がったり流されたりするのが弱点です。細いラインなら水を切るようになじみ、エギ本来の沈み方に近づきます。

風は意見が分かれ、細いほうが受けにくい反面、細すぎるとあおられてトラブルが増えるという声もあります。

風や潮が強い釣り場なら、号数を変えるより、水になじんで沈む「高比重PE」を試すのも1つの方法です。比重が高いと波や風の影響を受けにくい反面、沈む分だけ障害物に触れやすくなります。

はじめ

風の日は太いほうが安心って聞いたんすけど…。

たすく(釣りたす)

太くすると、今度は潮に押される。風の日は高比重のラインを試すのも手だよ!

感度

細いラインほど、感度は上がります。感度とは、エギが底に着いた感触や、イカが触った小さな変化が手元に伝わる度合いのことです。

細いラインほどふくらみが小さく、手元とエギが直線に近くなります。直線に近いほど、着底の「フッ」という抜けやアタリがはっきり分かります。

感度は竿やライン操作でも変わり、0.8号から0.6号に変えても差を感じにくい、という釣り人の声もあるので、感度だけを理由に細くする必要はありません。

強さ

太いほど引っぱる力に強くなります。各社の8本編みのエギング用PEで、0.6号と0.8号を比べた表です。

スクロールできます
メーカー・製品
(8本編み・エギング用)
0.6号0.8号
ダイワ
UVF エメラルダスデュラセンサー×8+Si2
11lb
4.9kg
15lb
6.8kg
バリバス
アバニ エギング マックスパワーPE X8
14.5lb16.7lb
サンライン
ソルティメイト PEエギULT HS8
4.5kg6.0kg
デュエル
スーパーエックスワイヤー8 エギング
13lb
5.8kg
16lb
7.0kg

出典:UVF エメラルダスデュラセンサー×8+Si2|ダイワ、アバニ エギング マックスパワーPE X8|バリバス、ソルティメイト PEエギULT HS8|サンライン、スーパーエックスワイヤー8 エギング|デュエル

※数値は各社の表記のまま。バリバスとサンラインは最大値、デュエルは標準強力、ダイワは「強力」の表記です。

測り方が各社で違うので目安ですが、kgで示す3社では0.6号で約4.5〜5.8kg、0.8号で約6〜7kgです。

どの製品も、0.6号から0.8号にすると強さは約1.15〜1.4倍になります。なお、PEは編んだ糸なので、号数は参考値です。

切れるのは、ラインそのものより結び目が多いとされています。ドラグ(魚が強く引いたときに糸を出す仕組み)を正しく設定すれば、PE0.8号とリーダー2号なら、理屈の上では3kg級のイカも獲れる、という声もあります。

一方で、PEラインは岩や海藻にこすれる「擦れ」に弱いので、細いほど注意が必要です。

ライントラブル

細いラインほど、ライントラブルは増えます。代表的なのがエアノットで、投げたときにラインが空中でからんで結び目になる現象です。

太いラインはからみにくいので、扱いやすさでは0.8号が上です。ラインとリーダーを結ぶときや、風があるときも、太いほうが扱いやすくなります。

「初心者は0.8号から」とすすめられる理由は、ここにあります。トラブルで釣りの時間を減らしたくない人は、0.8号から始めても構いません。

場面別に見るエギングのラインの太さ

エギングのラインの太さは、基本の0.6号から、釣り場と狙うイカの大きさで変えます。

太くするのは、根や海藻が多い場所と、春の大型を狙うときです。開けた堤防で秋の小型を釣るなら、0.6号のままで困りません。

どちらに当たるかは、次の表で確かめてください。迷ったら、釣り場の底の様子を優先して決めます。

スクロールできます
場面号数理由
根や海藻が多い場所
春の大型(3.5号のエギ)
0.8号
(さらに太くするなら1.0号)
擦れに強い
回収しやすい
開けた堤防で遠投
秋の小型(3号のエギ)
0.6号飛距離と感度で有利

0.8号に太くする場面

岩が多く波の打ち寄せる磯の釣り場

岩や海藻が多い場所では、0.8号に太くします。ラインが岩にこすれて切れやすく、根掛かりしたときも太いほうが回収しやすいためです。

春は大きいイカを重いエギで狙うので、強さに余裕を持たせたい人は0.8号を選んでください。春にエギングを始めるなら、エギは3.5号が基準です。

さらに太い1.0号を使う人もいます。太くするほど飛距離と感度は落ちるので、釣り場の根の荒さに合わせて決めましょう。

私も根掛かりの経験はあります。根が荒い場所では、ラインを太くするだけでなく、底を引きずらない操作も効きます。

0.6号のままでよい場面

漁船が停まる開けた堤防と、山に囲まれた港

開けた堤防で遠くへ投げたいときは、0.6号のままで十分です。秋は小さいイカを軽めのエギで釣るので、細いラインの飛距離と感度がそのまま釣りやすさにつながります。

秋にエギングを始めるなら、エギは3号が基準です。

0.4号を使う人もいます。ただし、細くなるほど擦れで傷が付きやすく、トラブルも増えるので、最初の1巻きには向きません。

リール1台で通年使うなら、号数はイカの大きさより、通う釣り場の底の様子で決めてください。底が砂地で開けた堤防なら0.6号、根や海藻が多いなら0.8号です。

はじめ

秋の小さいイカなら、0.4号でもいけるんすか?

たすく(釣りたす)

釣れはするけど、トラブルが増える。慣れるまでは0.6号で十分だよ!

エギングのラインの太さを決めたら確かめること

黄緑のPEラインを巻いたダイワのエギング用スピニングリール

エギングのラインの太さを決めたら、リーダーと糸巻き量も一緒に決めておきます。

号数だけ決めても、リーダーとの組み合わせと、リールに巻ける長さが合っていないとうまく使えません。この2つを確かめてから買いに行きましょう。

どちらも、ラインやリーダーのパッケージと、リールの表示を見れば分かるので、難しくはありません。

リーダーとの組み合わせ

PEライン・リーダー・スナップの並びと、根掛かりで切れる場所を示した図

リーダーは、PEと同じくらいか、やや弱い強さを選びます。根掛かりしたとき、エギ側のスナップとの結び目で切れて、PEを守るためです。

目安は、フロロカーボンかナイロンの1.5〜2.0号を0.5〜1mです。PEが0.6号でも0.8号でも、PEにはリーダー2号前後が基準とされています。

太さと長さは、釣り場に合わせて調整するのが基本です。藻場など根掛かりしやすい場所では、リーダーを太めにする方法もあります。

リーダーを何号にするかは、PEの号数ごとに各社の強さを比べた記事にまとめています。

糸巻き量はリールの表示と合わせる

スプールに刻まれた巻糸量の表示「0.6-190m 0.8-150m」

エギング用のPEラインは、150m巻きと200m巻きが中心です。150mあれば、堤防からのエギングには足ります。

何号を何m巻けるかは、リールの「標準巻糸量」の表示で分かります。表示の読み方は次のとおりです。

リールの表示(例)意味
PE 0.8-200PEラインの0.8号を200m巻ける
0.5-210m
0.6-190m
0.8-150m
(私のリール)
0.6号なら190m
0.8号なら150m巻ける

私のリール(エメラルダス 2508PE-DH)のスプールには「0.6-190m」と刻まれていて、0.6号なら190m巻けます。巻糸量は目安で、ラインの製品や巻く強さで変わります。

エギングで使うリールは、2500〜3000番の中型が目安です。買う前に、選んだ号数を150m以上巻けるかを表示で確かめておきましょう。

エギングのラインの太さに関するよくある疑問

エギングのラインの太さについて、よく聞かれる2つの疑問に答えます。

「太いと釣れないのか」と「ナイロンではだめなのか」は、ラインを買う前に多くの人が気にする点です。

どちらも意見が割れやすい点ですが、号数や素材で何が変わるかが分かれば、答えは出せます。根拠になる事実と一緒に、1つずつ答えていきます。

0.6号と0.8号で釣果は変わる?

0.6号と0.8号の違いで、釣果が大きく変わることは少ない、という釣り人の声もあります。変わるのは、主に飛距離や感度、扱いやすさです。

太いラインだからイカが警戒する、とは言い切れません。太いナイロンのラインでもイカがエギを抱く様子を撮った動画があり、PEの0.8号で釣っている人もいます。

感度の差も、ラインの太さより竿や操作で決まる部分が大きい、という声があるほどです。

釣果を上げたいなら、号数を細くするより、エギの動かし方や釣り場・時間帯を見直すほうが効きます。号数は、トラブルなく釣りを続けられるかで選んでください。

はじめ

じゃあ、0.8号でも釣れるんすね!安心したっす。

たすく(釣りたす)

釣れるよ。細くするのは、慣れてから飛距離や感度を上げたくなったときでいい!

PEラインとナイロンラインはどっちが良い?

エギングには、PEラインが向いています。理由は、同じ強さを出すのに、PEラインのほうがずっと細くて済むからです。

細いPEラインのほうが飛び、感度も上がります。ナイロンやフロロカーボンで同じ強さを出そうとすると、ラインが太くなって飛距離と感度が落ちます。

もう1つの理由が伸びです。ナイロンは伸びやすく、竿をしゃくった動きがエギに伝わりにくくなります。

伸びの少ないPEラインなら、動きがエギに伝わりやすくなります。

ナイロンやフロロカーボンは、PEラインの先に結ぶリーダーとして使うのが基本です。

まとめ|エギングのラインの太さは0.6号を基本に場面で0.8号

エギングのラインの太さは、PEラインの0.6〜0.8号が基準です。私は8本編みの0.6号を基本にしています。

  • 基本は8本編みの0.6号(強さは足り、細いほうが飛んで感度も高い)
  • 根や海藻が多い場所、春の大型でエギをなくすのが不安なときは0.8号
  • エアノットなどのトラブルが多いときも0.8号
  • リーダーは1.5〜2.0号を0.5〜1m、糸巻き量はリールの表示で確かめる

太さで釣果が大きく変わることは少ないので、トラブルなく釣りを続けられる号数を選ぶのがいちばんです。

リール1台で通年使うなら、通う釣り場の底で決めてください。開けた堤防なら0.6号、根や海藻が多い場所なら0.8号を巻けば、季節ごとに巻き替えずに通せます。

たすく(釣りたす)

迷ったら8本編みの0.6号から!根が荒い釣り場なら0.8号にしよう!

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